日本新三大夜景都市に初選出された横浜で、国内最大級のイルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜〈ヨルノヨ2025〉」が開幕しました。みなとみらいから関内、山下公園まで横浜都心臨海部が光でつながり、期間中は壮大な夜景演出が街を包み込みます。

「ハイライト・オブ・ヨコハマ」「ハイライト・オブ・ヨコハマ」

このイベントは「THE YOKOHAMA ILLUMINATION」のメイン企画として実施され、今年のテーマは「花」です。最大の見どころであるスペクタクルショー「ハイライト・オブ・ヨコハマ」では、過去最多となる46施設が光と音で連動し、約3kmにわたるスケールで街全体が躍動します。5分間のショーは17時から21時まで30分間隔で展開され、横浜港大さん橋国際客船ターミナル屋上は新たな特等席として人気を集めています。

大さん橋会場では、参加型プロジェクションマッピング「クジランド」がさらに進化しました。象徴的な25mの光のくじらが雄大に泳ぎ、大さん橋屋上全体を包み込む没入型の光体験が来場者を魅了します。波打つウッドデッキ〈くじらのせなか〉と光の演出が融合し、非日常の光景が広がります。

クジランドクジランド

山下公園では、全長250mのインタラクティブ・デジタルアートが展開されます。光のオブジェ《スターフラワー》《スターツリー》を中心に庭園が光で満たされ、観客の動きに反応する幻想的な世界が体験できます。氷川丸やマリンタワーが輝きを添え、フォトジェニックな横浜の夜がさらに魅力を増しています。

さらに今年は、横浜赤レンガ倉庫とのコラボエリア「Christmas Gate」や、映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』との連携も加わり、横浜全体を巻き込んだ大規模な光の祭典として進化しました。2会場で展開されるプロジェクションマッピングを中心に、100台以上のプロジェクターと1500台以上の照明器具を使用する国内最大級のイベントです。

ヨルノヨ2025は12月4日から12月30日まで開催され、各会場で17時から21時05分まで光の演出を楽しめます。みなとみらいエリアから山下公園まで、まち全体に広がる光のアートをぜひ体感してください。