横浜市はカワダと連携し、横浜市認定歴史的建造物である横浜赤レンガ倉庫をモチーフにしたnanoblockを制作します。幅広い世代が歴史文化に触れ、親しみや愛着を深めてもらうことを目的とした取り組みで、横浜市とnanoblockによる初のコラボ企画です。

本企画は、横浜市が進める歴史的風致維持向上計画に掲げる「歴史文化とのタッチポイントづくり」の一環として実施。カワダとは、フリー型共創フロントを通じてマッチングし、官民連携による新たなアプローチが実現しました。完成した赤レンガ倉庫のナノブロックは、7月に神奈川・東京の玩具専門店などで販売される予定です。

nanoblockは、超ミニサイズのブロックとして国内で誕生し、パーツの小ささを生かした繊細な表現や、ドット絵のような造形が特徴です。赤レンガ倉庫の重厚な外観や細部の意匠を、手のひらサイズで再現できる点も大きな魅力となっています。

カワダは、おもちゃを通じて「学び・遊び・楽しさ・癒し」を世界に届けることを理念に掲げています。横浜市は今後もナノブロックという身近なツールを通して、歴史文化の普及啓発を図り、次世代へと横浜の魅力を伝えていくとしています。