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重慶飯店「中秋月餅」今年は蓮の実餡の新作登場

豆沙蛋黄大月餅

横浜中華街の老舗・重慶飯店が、9月1日から全店で「中秋月餅2025」の販売を開始します。中国では「団円節」とも呼ばれる中秋節に合わせて用意される月餅は、家族が円卓を囲んで団欒を楽しむ大切な節句を彩る伝統菓子です。

今年は新商品として、「蓮蓉蛋黄大月餅」が登場します。縁起の良い食材とされる蓮の実餡を使用し、なめらかな口あたりと自然な甘さが広がる特別な逸品です。満月に見立てた塩漬け卵黄を2つ包み込み、甘みと塩味の調和が楽しめる仕上がりとなっています。切り分けて食べるその姿は、家族の円満を表す「団円」の象徴です。

重慶飯店の月餅は、日本人の嗜好に合わせたオリジナル製法で作られています。果実由来の優しい甘みを含んだ皮、職人が丁寧に練り上げるしっとりと艶やかな餡、そして甘さを引き立てるアヒルの塩漬け卵黄の絶妙なバランスが特徴です。代々守り続けてきた伝統の味わいは、世代を超えて親しまれています。

販売は10月12日までの期間限定で、横浜中華街の直営売店をはじめ、シァル横浜やシァル桜木町の「重慶飯店 GIFT&DELI」でも購入できます。数量限定のため、なくなり次第終了となります。